昔は
これを読んでおけば
役に立つだろう、
みたいな観点でも
本を買っていたから
それはもう多岐に渡る内容で
仕事が忙しくなっていくにつれ
積ん読の量もどんどん増えてた。
そしてある時
本当に読みたいのかどうかも
もはやわからない山を見て
苛立ちを覚えたとき
私は自分の人生や価値観を
他人に乗っ取られそうに
なっているのではないかと
ふと思った。
なんであれ、少しは役に立つから
売っている訳で
でも、あくまでも
一他人の意見に過ぎない。
売れているからといって
その意見が正しいかもわからない。
その本が私を
ミスリードする可能性だってある。
役に立つ、という観点は
一見、優等生的ではあるけれど
選択の判断基準としては
いささか危ういものだと思う。
読書は確かに役に立つけれども
それは自分の思考ありきで
自分の意見がしっかりあってこそ
深い考察につながり、教養になる。
私は独自の考察を持ちたいのだと
気付いてから
インプットの量を一旦
かなり減らした。
何が本当に読みたいのか
よく考え直したかったから。
読みたい物だけをインプットして
考えたいように考えることにした。
本の内容よりも
自分の意見や感じ方に注目することに
決めた。
それ以来、気持ちも楽になったよ。
前は不自然なことしてたんだなあ。