写真の難しさ

昔、写真を練習したいと思っていて

なにか撮るものがないか
いつも考えていたときがあって
しばらくそうしていた頃、

構図など、撮ることばかりに気を取られ

旅行に行っても、自分がそこにいることを
しっかり感じて噛みしめられていないような、

また、人に会っても
その人と会う、対話をすることに
しっかり重きを置けていなかったような、

その場を写真の手段にしてしまったような気がして
ちょっと反省したことがあった。

写真をうまく撮れた思い出や
それで褒められることよりも

自分にしかない感覚で
その場にいたことや
誰かと会ってしっかり対話して

気持ちが豊かになったことを
心の引き出しにきちんとしまっておきたい。

記録の意味もあるけれども
趣味で撮る写真は表現手段だから、

何か伝えたい気持ち、思い入れがあってこそ
自分にとって意義深いものになる気がしていて。

それに
撮る対象が、風景でも人でも物であっても

それらと自分との関係性や
その時の心情は、意外と結構映ってしまう。

記録を残すなら、本質をおさえた上で
「今」にきちんと足をつけた上で撮りたいし

そうできる位、コンディションの良い自分を
キープしたい。