心地よさのコツ

ファッション誌を買わなくなってから
1~2年経つ。

月に何冊も買っていたのに

今は、読もうとしても
あまりの情報量に面倒だと感じる。

前は、読んで
癒されていたはずだから
人間変わるもんだね。

百貨店に行っても
大して欲しいものがない。

インプットの量を減らしたことで

自分が本当に着たいものや
着心地がいいものに対する
アンテナの感度が上がった。

流行っていようとなかろうと
自分は本当は何が着たいのか
心に問う余裕を持てた。

私が一番いい影響だと思うのは

本当に着たいものがわかると
自分を大切にできている感じがすること。

流行に流されて
買いたいものが
常にあった頃と違って

物欲と焦燥感が混ざった
あまりよろしくなさそうな感情が
減って心地よくなった。

センスを磨きたいというのもあって
雑誌をたくさん見ていたけれども

センスが良くなることと
居心地がいいことは
必ずしも同じではない。

着たいものがわかっているなら
社会的におかしくなければ
十分だと思う。

これって、他のことにも
同じことが言えるかも。

本屋のビジネス書棚を見ると
いかに莫大な情報を
いかに早いスピードで処理するか、や
いかに多い冊数の本を読みこなすか、など

莫大なインプットを
奨励している文脈の本が
たくさん出ている。

そもそも本当に
そんなにたくさん必要なのかな。

そんなんで自分に何か
積み上がるかな。

一冊にかける時間が短ければ
印象は薄くなる。

読みたいものを読みたいペースで
じっくり読んだらいいじゃない。

その方が、
美味しく食べた食べ物のように
しっかり内容が身に付く気がする。

ほかにも
facebookでたくさんの人とつながることって
一見良さそうにも見えるけれども
これもなかなかしんどい。

人って必ずしも
一つの顔だけで生きてないから
いろんなコミュニティが一元化されると
本当にややこしい。

莫大に読みたいのではなくて
莫大につながりたいのでもなくて

「気持ちよく生きる」ことが
目的なんだから
あれ、なんか変だなって思う。

作為的な努力って
満足感から遠ざかることが
実は多いよなあ。